日本歴史地名大系 「阿万西村」の解説 阿万西村あまにしむら 兵庫県:三原郡南淡町阿万西村[現在地名]南淡町阿万西町下本庄(しもほんじよう)村の南西にある。同村より流れる本庄川は村境付近で阿万東村から注ぐ鴨路(かもろじ)川と合流して南に下り、河口近くで塩屋(しおや)村からの塩屋川と合流して新(しん)川となり海に注ぐ。沼島(ぬしま)道は本庄川と鴨路川との合流点で東に曲がって阿万東村へ続き、曲り口を起点に阿万道が南に通る。阿万東村を隔て南方、現南淡町域南端の姫田(ひめた)川沿いの丸田(まるた)は当村分に属する。正保国絵図には西村とあり、高二七四石余。もとは阿万下(あましも)村であったが、慶長年間(一五九六―一六一五)に東西二ヵ村に分れ、西村となったという(味地草)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by