阿亀笹(読み)オカメザサ

デジタル大辞泉 「阿亀笹」の意味・読み・例文・類語

おかめ‐ざさ【×阿亀×笹】

ササ一種。高さ1、2メートル。節から短い枝が5本出て、長楕円形の葉をつける。東京浅草のとりの市で、これにおかめの面をつるして売ったのでいう。植え込みや垣根に用いる。豊後ぶんご笹。五枚笹神楽かぐら笹。

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「阿亀笹」の意味・読み・例文・類語

おかめ‐ざさ【阿亀笹】

  1. 〘 名詞 〙 イネ科多年草庭園に栽植される小形のタケで、高さ一~二メートルになる。各節から数本の細い枝を出し、その先端に一~二枚の葉をつける。葉は長楕円形で長さ七~一二センチメートルになり、先端はとがる。裏面に軟毛を密生する。ごまいざさ。ぶんござさ。〔古今要覧稿(1821‐42)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「阿亀笹」の解説

阿亀笹 (オカメザサ)

学名Shibataea kumasaca
植物。イネ科の竹,園芸植物

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