阿古陀形(読み)アコダナリ

デジタル大辞泉 「阿古陀形」の意味・読み・例文・類語

あこだ‐なり【×阿古×形】

アコダウリのような丸い形をしているところから》
青磁などの平たくて丸い形の器。
かぶとの鉢の、丸形で頂上がややくぼんだもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「阿古陀形」の意味・読み・例文・類語

あこだ‐がた【阿古陀形】

〘名〙 (アコダウリの形をしているところから) 平たくてまるい形の種々の物にいう。
① 青磁などの円形ですそが張った磁器あこだなり。
六角形上下のすぼまったぼんぼり。あこだ。
室町時代に流行した筋兜(すじかぶと)の鉢の形状。頂を低く、前後を高く張り出した円鉢。あこだ。

あこだ‐なり【阿古陀形】

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