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筋兜 すじかぶと

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

筋兜
すじかぶと

鎌倉時代末期頃から出現したの一種。兜鉢は梯形の鉄板金を縦にはぎ合せて鋲留めしてあるが,板金の片側の端を折立てて,鋲は表裏でかしめてある。南北朝時代以後の胴丸腹巻に付属する兜はほとんど筋兜に限られていた。筋兜の形にはいわゆる前勝山形,後勝山形,阿古陀形などがあり,筋は 24間,32間,48間が古く,黒漆塗りで筋と腰巻に鍍金の覆輪を施した総覆輪筋兜がある。なお当世具足に付属している筋兜には 62間,84間,120間に及ぶものがあり,明珍派,早乙女派など甲冑師の銘を鉢裏に入れたものが少くない。

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デジタル大辞泉の解説

すじ‐かぶと〔すぢ‐〕【筋×兜】

鉢のはぎ合わせの鋲頭(びょうとう)を出さずに縁(へり)の筋だけを立てた兜。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

すじかぶと【筋兜】

筋鉢に錣しころ・眉庇まびさしなどをつけて作った兜。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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