阿遮一睨(読み)アシャイチゲイ

デジタル大辞泉 「阿遮一睨」の意味・読み・例文・類語

あしゃ‐いちげい【×阿遮一×睨】

不動明王が左の目を閉じ、右の目でにらむ、忿怒ふんぬを表す形相。転じて、威徳があって勇猛なようす。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「阿遮一睨」の意味・読み・例文・類語

あしゃ‐いちげい【阿遮一睨】

  1. 〘 名詞 〙 ( 阿遮は[梵語] acala の音訳で、不動明王の梵名。一睨は左の目を閉じ、一眼でにらむこと ) 仏語。不動明王の一眼で激しく怒った形相(ぎょうそう)。転じて、威徳があって勇猛な様子
    1. [初出の実例]「阿遮一睨、業寿之風定」(出典:秘蔵宝鑰(830頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む