…近世大名。祖正勝は徳川家康に仕え,1590年(天正18)に5000石を知行。その子正次のとき大名となり,1617年(元和3)に上総大多喜城主。のち相模小田原,武蔵岩槻と転じ,たびたび加増されて8万6000石を領する。その後正邦のとき,丹後宮津,下野宇都宮を経て1710年(宝永7)備後福山に移封,以後幕末に至る(福山藩)。領知高は宇都宮転封時に10万石,1852年(嘉永5)正弘のとき11万石となる。維新後は伯爵。…
…この地位の重要性により,最高15万石,最低は仮役の場合であるが2万石,だいたいにおいて5万~11万石の譜代大名が任命された。任期は不定で,寛永・正保期の阿部正次(21年),寛文・延宝期の青山宗俊(16年),元禄~正徳期の土岐頼隆(21年)が長期間であるが,1年未満もあり,数年で動く例が多かった。承応~万治期には水野忠職,内藤忠興,松平光重の3名が,3年ついで1年で交代し勤務していたこともあった。…
※「阿部正次」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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