デジタル大辞泉 「陀」の意味・読み・例文・類語 だ【陀】[漢字項目] [人名用漢字] [音]ダ(呉) タ(漢)梵語の音訳字。「陀羅尼だらに/阿弥陀あみだ・仏陀・曼陀羅まんだら」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「陀」の読み・字形・画数・意味 陀人名用漢字 8画(異体字)8画 [字音] ダ[字訓] ななめ・くずれる[金文] [その他] [字形] 形声声符は它(だ)。它は蛇の象形の字で、委曲の意がある。〔広雅、釈詁二〕に「(なな)めなり」、〔玉〕に「陂陀(はだ)、險岨なり」とあり、屈曲して平らかでないことをいう。〔説文〕十四下の「(だ)は小なり」「(だ)はつるなり」と同系の語。連語として委陀といい、同系の連語が多い。[訓義]1. ななめ、まわりくねる、けわしい。2. くずれる、おちる。3. がけ、きし。[古辞書の訓]〔名義抄〕陀 オツ・クヅル・アハクル・カタクヅレ 〔字鏡集〕陀・ ヤブル・オツ・サカシ・カタクヅシ・クヅシ[語系]陀・沱daiは同声。沱は流して沼沢をなすもの。(隋・墮)duaiは土が崩れ落ちる意。みな邪曲・陂陀の意をもつ語である。[熟語]陀螺▶・陀羅▶[下接語]陀・逶陀・頭陀・陂陀・盤陀・仏陀・弥陀 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報