降心(読み)こうしん

精選版 日本国語大辞典 「降心」の意味・読み・例文・類語

こう‐しんカウ‥【降心】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 心をおさえること。大望をおさえること。へりくだること。〔孔叢子‐論勢〕
  3. 心の底から承知すること。得心(とくしん)
    1. [初出の実例]「小生(それがし)事多年尊攘に心を尽し、叡感をさへ被りしに、不図御警衛差除かれたる、叡慮如何の次第なるや何とし降心(カウシン)不仕(つかまつらず)」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「降心」の読み・字形・画数・意味

【降心】こうしん

抑制する。

字通「降」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android