叡感(読み)エイカン

デジタル大辞泉 「叡感」の意味・読み・例文・類語

えい‐かん【×叡感】

天皇上皇が感心し、ほめること。御感ぎょかん
「君殊に―有りて」〈太平記・九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「叡感」の意味・読み・例文・類語

えい‐かん【叡感】

  1. 〘 名詞 〙 天子が感心なさること。→御感(ぎょかん)御感(ごかん)
    1. [初出の実例]「導師法師公顕説法、叡感之余、被僧正之由云々」(出典玉葉和歌集‐承安二年(1172)三月一九日)
    2. 「還(かへっ)て叡感にあづかっしうへは、敢て罪科の沙汰もなかりけり」(出典:平家物語(13C前)一)
    3. [その他の文献]〔李嶠‐晩秋喜雨詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「叡感」の読み・字形・画数・意味

【叡感】えいかん

御感

字通「叡」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android