降灰被害

共同通信ニュース用語解説 「降灰被害」の解説

降灰被害

火山が噴火した際に細かく砕けたマグマや岩石が、火山灰として降ることで生じる。多く積もると住宅を押しつぶしたり、農作物が出荷できなくなったりする。道路が通行不能となるほか、少量でも航空機の欠航につながることがある。降灰は風に乗って広範囲に飛散することも懸念され、吸い込むと、ぜんそくの症状悪化といった健康被害も招く。降灰を確認した場合は家の窓を閉めて外出を控えるなど、衣服への付着や、吸い込むのを防ぐ対策が有効とされる。

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出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

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