精選版 日本国語大辞典 「限界生産費」の意味・読み・例文・類語 げんかい‐せいさんひ【限界生産費】 〘 名詞 〙 生産量一単位の増加に必要とされる総費用の増加分。限界費用。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「限界生産費」の意味・わかりやすい解説 限界生産費げんかいせいさんひmarginal cost 限界費用ともいう。生産量を一定の水準からさらに追加的に1単位増加するのに必要とされる費用の増加分。所与の生産設備のもとでの限界生産費を短期限界費用,生産設備の可変性を認めた場合の限界生産費を長期限界費用という。短期限界費用は一般には生産量の増大とともに上昇する傾向があるが,長期限界費用は生産規模に関する収穫法則によってその形状が決る。生産量を横軸にとった場合,規模に関して収穫逓減ならば長期限界費用は右上がり,収穫不変ならば水平,そして収穫逓増ならば右下がりとなる。一般にはある規模までは右下がり,そしてその規模をこえると右上がりになると考えられている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by