陰裏の芋も味のつく時分(読み)かげうらのいももあじのつくじぶん

精選版 日本国語大辞典 「陰裏の芋も味のつく時分」の意味・読み・例文・類語

かげうら【陰裏】 の 芋(いも)も味(あじ)のつく時分(じぶん)

  1. ( 「芋」は男性性器を表わす。成長がおそいはずの日陰に植えた芋でも、いつのまにか成長して食べ頃になる意から ) 青年男子が年頃になると色気づくことのたとえ。
    1. [初出の実例]「すでに十八の秋風も身に沁(し)む比(ころ)なれや、陰裏(カゲウラ)の芋(イモ)も味(アヂ)のつく時分、女と寐て見たいと思ふ心ざしはあれど」(出典浮世草子好色万金丹(1694)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む