陰裏豆(読み)かげうらまめ

精選版 日本国語大辞典 「陰裏豆」の意味・読み・例文・類語

かげうら‐まめ【陰裏豆】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 日陰葉陰などになっている豆。日陰の豆。
  3. ( 「豆」は女性性器を表わす ) 街頭で客を誘い、売春をする女。街娼辻君
    1. [初出の実例]「ムム年越(としこし)からとあれば何所(どこ)の豆を喰に往かれた。大かた納屋の下(した)の影裏豆(カゲウラマメ)」(出典浄瑠璃新版歌祭文お染久松)(1780)油屋)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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