随宜(読み)ずいぎ

精選版 日本国語大辞典 「随宜」の意味・読み・例文・類語

ずい‐ぎ【随宜】

  1. 〘 名詞 〙 仏語衆生仏法を受け入れる素質能力に随うこと。また、その時々の都合状況に合わせてよいようにとりはからうこと。勝手にとりはからうこと。
    1. [初出の実例]「随宜の説法きくままに、歓喜のなみだいやまさりなり」(出典:栄花物語(1028‐92頃)音楽)
    2. [その他の文献]〔法華経‐方便品〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「随宜」の読み・字形・画数・意味

【随宜】ずいぎ

便宜。

字通「随」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android