隙地(読み)げきち

精選版 日本国語大辞典 「隙地」の意味・読み・例文・類語

げき‐ち【隙地】

  1. 〘 名詞 〙 あき地。
    1. [初出の実例]「水与梅花隙地、倒涵万玉影斜横」(出典:山陽遺稿(1841)詩集・六・月瀬梅花之勝耳之久矣、今糾諸友往観得六絶句)
    2. 「耕稼せざる隙地あらば、可成丈桑楮の類を植ゑさせ」(出典:開物新書(1869)凡例)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐哀公一二年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「隙地」の読み・字形・画数・意味

【隙地】げきち

国境のあき地。〔左伝、哀十二年〕宋・に隙地り。~子宋人条約)を爲して曰く、是れをすること勿(なか)らんと。

字通「隙」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android