障害物・障碍物(読み)しょうがいぶつ

精選版 日本国語大辞典 「障害物・障碍物」の意味・読み・例文・類語

しょうがい‐ぶつ シャウガイ‥【障害物・障碍物】

〘名〙
① さまたげになるもの。じゃまもの。
銃後(1913)〈桜井忠温〉一〇「此等の障碍物(シャウガイブツ)を冒して、先づ第一に争奪目的物となるのは」
② (比喩的に) ある物事をする時にさまたげとなる事柄障害
吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉七「何等の障害物がなくてさへ落ちんとは保証が出来んのに」
※筆まかせ(1884‐92)〈正岡子規〉一「柵飛即障碍物も一塲の慰みに過ぎず」

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