デジタル大辞泉 「障害競走」の意味・読み・例文・類語 しょうがい‐きょうそう〔シヤウガイキヤウソウ〕【障害競走】 1 馬術競技・競馬で、走路途中に土塁・柵さくなどの障害物を設けて行う競走。2 陸上競技の種目の一。走路に障害器具(ハードル)を並べ、それを飛び越えて速さを競う競走。ハードル競走。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「障害競走」の意味・読み・例文・類語 しょうがい‐きょうそうシャウガイキャウソウ【障害競走】 〘 名詞 〙① 競馬で、コース上に設けられた土塁、竹柵、壕などの障害物を跳び越えて決勝点に速やかに到達することを競う種目。障害。[初出の実例]「競馬の種類は、平地競争及障碍競争とす」(出典:閣令第一号‐明治四一年(1908)一一月一六日・三条)② 陸上競技の種目で、男子の一一〇メートル・四〇〇メートル・三〇〇〇メートル、女子の一〇〇メートル・四〇〇メートルの各走路にハードルを並べ、跳び越して競走するもの。競走距離によってハードルの高さ、ハードル間の距離が異なり、三〇〇〇メートル障害の場合はハードルのほかに水壕(すいごう)が設けられる。障害。③ =しょうがいぶつきょうそう(障害物競走)①[初出の実例]「障碍(シャウガイ)競争(優等)鈴木三郎」(出典:風俗画報‐七四号(1894)人事門) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「障害競走」の意味・わかりやすい解説 障害競走しょうがいきょうそうsteeplechase 走路上に設けられた障害物を跳び越して競走する競馬の一種目。障害や水濠の高さ,幅,深さなど一様でなく,また基準も設けられていない。世界最大の障害競走といわれ,イギリスのリバプールにあるエントリー競馬場で行なわれるグランド・ナショナルは,距離約 7200m,障害数 30以上で,毎年完走馬が全出走馬の半数にも満たない過酷なレースとして知られる。日本では中山大障害,中山グランドジャンプが特に有名。他の競走に比べてあまり人気がない日本と違って,外国ではアマチュア騎手の活躍もあり,平地競走に劣らない人気を集めている。またこの競走が一般に競馬と馬術競技の接点の役割を果たすとする主張もある。出走馬の品種はサラブレッドが大多数を占めるが,ほかにハンター種,アングロ=ノルマン種などの出走を認めている国もある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by