隠念仏(読み)かくしねんぶつ

精選版 日本国語大辞典 「隠念仏」の意味・読み・例文・類語

かくし‐ねんぶつ【隠念仏】

  1. 〘 名詞 〙 岩手県中心に、東北地方から北海道にかけて行なわれている真言密教による秘密念仏結社。山中土蔵密室などの秘密の場所で念仏を行なう。真宗秘事法門の行なわれている地域では、これと重合して行なわれ、また、同一のものと誤解されている場合もある。西の隠れキリシタンに対して東の隠し念仏といわれる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む