隣る(読み)トナル

精選版 日本国語大辞典 「隣る」の意味・読み・例文・類語

とな・る【隣】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. 互いに並ぶ。並び続く。
    1. [初出の実例]「太白・木星・火星となり、西の方によひよひすでに犯分に三合のよりあひたりけるに」(出典:愚管抄(1220)六)
  3. 家が並び続く。家が隣接する。
    1. [初出の実例]「医者ととなってじゃうふだんおこされる」(出典:雑俳・柳多留‐一八(1783))
  4. 境界が接する。土地続きになる。
    1. [初出の実例]「居人豊楽(ゆたか)にして邑里相ひ隣(トナレ)り」(出典:大唐西域記長寛元年点(1163)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む