デジタル大辞泉 「雀蛾」の意味・読み・例文・類語 すずめ‐が【×雀×蛾/天=蛾】 鱗翅りんし目スズメガ科の昆虫の総称。大形のガで体は太く流線形。夜行性のものが多い。翅はねは細長く、活発に飛ぶ。長い口吻こうふんをもつものが多く、花蜜を吸う。幼虫は尾端に1本の突起をもつ芋虫。日本に約70種が知られる。エビガラスズメ・メンガタスズメ・オオスカシバなど。《季 夏》 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「雀蛾」の意味・読み・例文・類語 すずめ‐が【雀蛾・天蛾】 〘 名詞 〙 スズメガ科に属するガの総称。はねの開張六~一五センチメートルくらいの中形ないし大形種。体は太い紡錘形で、前ばねは幅が狭く細長い。多くは夜活動し、口吻(こうふん)を伸ばして花の蜜を吸う。飛び方はきわめて活発で、灯火によく飛来する。幼虫はいもむし型で、多くは緑色をし体毛がなく、腹部背面に角状突起をもつ。コスズメ、ベニスズメ、セスジスズメなど日本に約七〇種分布する。いもむしちょう。すずめちょう。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例