雁の使い(読み)かりのつかい

精選版 日本国語大辞典 「雁の使い」の意味・読み・例文・類語

かり【雁】 の=使(つか)い[=伝(つて)]

  1. ( 中国、前漢の蘇武が匈奴にとらわれた時、雁の足に手紙をつけて都に届けたという「漢書‐蘇武伝」の故事から ) 便りを伝える使いとしての雁。転じて、手紙、消息。かりのたまずさ。かりのつと。かりのふみ。かりがねの使い。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「春草を馬咋(うまくひ)山ゆ越え来なる鴈使(かりのつかひ)は宿り過ぐなり」(出典:万葉集(8C後)九・一七〇八)
    2. [その他の文献]〔喬知之‐従軍行詩〕

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