雄長(読み)ゆうちょう

精選版 日本国語大辞典 「雄長」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐ちょう ‥チャウ【雄長】

〘名〙
① おおしくかしらだつこと。一方に割拠して勢力を占めること。また、その人。かしら。雄張。〔運歩色葉(1548)〕 〔南史‐虞寄伝〕
② (形動) おおしくすぐれていること。また、そのさま。
平家(13C前)一「中にも徳大寺殿は一の大納言にて、花族栄耀、才学雄長、家嫡にてましましけるが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「雄長」の読み・字形・画数・意味

【雄長】ゆうちよう

旗頭

字通「雄」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android