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集散地卸 しゅうさんちおろし

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

集散地卸
しゅうさんちおろし

卸売業者の事業形態の一つ。1次卸の一種で,比較的多くの生産者から品物を仕入れ,多数の2次卸業者や小売店へ売渡す卸売業者のことをいう。主要な機能としては集荷,分散機能である。このような卸売業の形態が必要になるのは生産が多数の企業によって行われ,しかもそれが地域的にも広範囲に分散している場合が多く,卸売商の集荷機能が大きな役割を果す。中小企業性の商品に多く,雑貨,繊維製品の場合にその典型的な例がみられる。集散地卸商は生産者へ生産資金を融資したり,商品の企画を担当したりすることによって,俗にいう製造問屋の形態をとることも少くない。小売業が商社,大規模チェーンストア,百貨店,ボランタリー・チェーンなどの形で大型化し,力をもつと同時に生産者と直接取引をする場合にはその存立基盤を脅かされるので流通革命のなかで変質しつつあり,商品企画などを中心とした新しい活動領域に重点を移すものがふえている。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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