雑賀松原(読み)さいかのまつばら

日本歴史地名大系 「雑賀松原」の解説

雑賀松原
さいかのまつばら

吹上浜に沿い、紀伊湊から和歌浦に至る道程にあった松原。「宇治関白高野山御参詣記」によれば、永承三年(一〇四八)一〇月一八日、藤原頼通は吹上浜を遊覧したあと、馬で雑賀松原を経て和歌浦に向かっている。なお「続風土記」は雑賀松原は成合なりあいの松原ともいい、「公任卿集」の一首の詞書に、「きしつら」(紀ノ川北岸に比定される)を暁に出て玉津島たまつしまに向かう途中通ったとある「なりあひの松はら」は、雑賀松原をさすと述べ、「成合の名は此松原の東には愛宕山、弥勒寺山あり、其麓は和歌浦の入海にて浜辺なり、又松原の西は吹上の浜なり、両方とも浜辺にて左右より浪の打寄せて、中に一条の松原道をなして和歌浦の方に通するを以て成合の松原とはいふなるへし」と考察している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 田地 海面 念頭

福岡県福岡市博多区の櫛田神社の夏祭り。壮麗な山笠で知られる。今日,山笠には飾り山笠と舁き山笠(かきやまがさ)の 2種類がある。明治時代に電線が架設されて以降,物語場面の人形などを飾りつけた高さ 15m...

博多祇園山笠の用語解説を読む