雨押(読み)あまおさえ

精選版 日本国語大辞典 「雨押」の意味・読み・例文・類語

あま‐おさえ‥おさへ【雨押】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 家屋などで、雨の入りやすい部分に取り付けるもの。屋根煙突とのすき間、屋根と壁、建具と壁とのとり合わせ部などに、板、金属板しっくいなどを付ける。
    1. [初出の実例]「雨押家宅に接す土蔵は家居の屋形に応じて造之」(出典随筆守貞漫稿(1837‐53)二)
  3. あまおおい(雨覆)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android