雨晴れて笠を忘る(読み)アメハレテカサヲワスル

精選版 日本国語大辞典 「雨晴れて笠を忘る」の意味・読み・例文・類語

あめ【雨】 晴(は)れて笠(かさ)を忘(わす)

  1. 困難が去ると、その時に受けた恩をすぐに忘れてしまうことのたとえ。暑さ忘れて蔭忘る。
    1. [初出の実例]「鄙語(ことわざ)にいふ、雨霽(アメハレ)て笠を忘るる愚民の身勝手」(出典読本南総里見八犬伝(1814‐42)九)

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ことわざを知る辞典 「雨晴れて笠を忘る」の解説

雨晴れて笠を忘る

困難が去ると、その時受けた恩を忘れてしまうことのたとえ。

[類句] 暑さ忘れて蔭忘る

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