雲切(読み)くもぎれ

精選版 日本国語大辞典 「雲切」の意味・読み・例文・類語

くも‐ぎれ【雲切】

  1. 〘 名詞 〙 雲に絶え間ができること。雲の晴れ間。また、ちぎれてばらばらになった雲。雲ばなれ。
    1. [初出の実例]「雲きれはただ夕だちのしわざ哉〈末光〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)三)

くも‐きり【雲切】

  1. 〘 名詞 〙 植物いかりそう(碇草)」の異名。〔物類称呼(1775)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「雲切」の解説

雲切 (クモキリ)

植物。メギ科の多年草,園芸植物,薬用植物イカリソウ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android