雲助唄(読み)くもすけうた

精選版 日本国語大辞典 「雲助唄」の意味・読み・例文・類語

くもすけ‐うた【雲助唄】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代雲助旅客荷物駕籠(かご)をかついで行く時にうたった唄。とくに、箱根八里を往復する雲助がうたったものが代表的。
    1. [初出の実例]「と四人は雲助唄(クモスケウタ)を唄ひ、荷をかつぎ、駅路(えきろ)入りの鳴物(なりもの)にて上手へはひる」(出典:歌舞伎・今文覚助命刺繍(不動文次)(1883)大詰)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む