雲助唄(読み)くもすけうた

精選版 日本国語大辞典 「雲助唄」の意味・読み・例文・類語

くもすけ‐うた【雲助唄】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代雲助旅客荷物駕籠(かご)をかついで行く時にうたった唄。とくに、箱根八里を往復する雲助がうたったものが代表的。
    1. [初出の実例]「と四人は雲助唄(クモスケウタ)を唄ひ、荷をかつぎ、駅路(えきろ)入りの鳴物(なりもの)にて上手へはひる」(出典:歌舞伎・今文覚助命刺繍(不動文次)(1883)大詰)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android