雲生(読み)ウンショウ

デジタル大辞泉 「雲生」の意味・読み・例文・類語

うんしょう〔ウンシヤウ〕【雲生】

鎌倉末期の刀工備前の人。後醍醐ごだいご天皇勅命によって名剣を作ったという。生没年未詳。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「雲生」の意味・読み・例文・類語

うんしょうウンシャウ【雲生】

  1. 鎌倉後期の刀工。備前鵜飼(うかい)の人。後醍醐天皇のために名刀制作。鵜飼鍛冶と称された。雲姓。生没年不詳。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「雲生」の解説

雲生 うんしょう

?-? 鎌倉時代の刀工。
備前宇甘(うかい)郷(岡山県御津町)にすむ。宇甘派(鵜飼派)の祖。長船派一文字派備前刀とはことなった京風の刀を制作した。嘉元(かげん)2年(1304)と刻された刀がのこっている。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android