雲脂(読み)フケ

デジタル大辞泉 「雲脂」の意味・読み・例文・類語

ふけ【雲脂/頭垢】

頭の皮膚にできる、角質分泌物がまじって乾いた、うろこ状の白いもの。

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精選版 日本国語大辞典 「雲脂」の意味・読み・例文・類語

ふけ【雲脂・頭垢】

  1. 〘 名詞 〙 頭の皮膚の新陳代謝により、角化した表皮が薄くはがれて片状にとれるもの。いろこ。うろこ。
    1. [初出の実例]「かうびんのふけをはらひ」(出典:仮名草子・東海道名所記(1659‐61頃)三)

うん‐し【雲脂】

  1. 〘 名詞 〙 ふけ。頭のあか。いろこ(鱗)。〔十巻本和名抄(934頃)〕

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