電信局(読み)でんしんきょく

精選版 日本国語大辞典 「電信局」の意味・読み・例文・類語

でんしん‐きょく【電信局・伝信局】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 明治一〇年(一八七七一月工部省に置かれた局。電信事業を主管した。同一八年、逓信省移管
  3. 旧制で、逓信省に属した地方機関一つ。電信現業事務を取り扱った。電報局前身
    1. [初出の実例]「東京の如きは則ち電信局を築地に建て」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android