電気サイン(読み)でんきサイン(英語表記)electric sign

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「電気サイン」の意味・わかりやすい解説

電気サイン
でんきサイン
electric sign

広告用などのため,文字や絵画白熱電球を使って表示する屋外照明。 (1) 直接サイン (白または彩色の電球を並べて文字や絵をつくる) ,(2) 間接サイン (明るく照された背景の前に,文字や絵を置いて浮き出させる) ,(3) 包囲式 (光源半透明の材料で包み,その上に文字や絵を描いて出す) ,などがある。商店の広告板として広く使われる。一般に多くの電球などの光で飾る電飾イルミネーションというが,サインとは別。また,電球の代りに,ガラス管内に封入し,ガスを放電発光させて広告などに利用する方式ネオンサインという。これは直接サインの一種といえる。封入ガスには,ネオン (赤色) ,アルゴン水銀 (青,黄色) などを使う。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android