出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
… 対気速度計はピトー管を利用して航空機の空気に対する速度(対気速度)を表示するもので,測定された速度をそのまま表示する指示対気速度計と,大気の圧縮性や密度による誤差を補正して表示する真対気速度計があり,またマッハ数を表示するマッハ計を組み込んでいるものがふつうである。高度計には機上から地表に向けて発射した電波が戻ってくるまでの時間を測定して,これを高度に換算して表示する電波高度計,気圧を測定してこれを標準大気に従って高度に換算して表示する気圧高度計がある。後者は地上が標準大気圧でない場合や,実際の大気が標準大気のとおり高度とともに変化しないときには表示に誤差が生ずるので,地上からのそのときの気圧の情報に基づいて誤差を補正する機能を備えている。…
…地表面または海水面からの高度を測る計測器で,おもに航空機で使用される。気圧高度計と電波高度計に大別される。気圧高度計は高度が高くなるにしたがい気圧が減少する関係を用いて,検知した気圧から算出される高度(気圧高度)を表示する。…
※「電波高度計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...