電通の違法残業事件

共同通信ニュース用語解説 「電通の違法残業事件」の解説

電通の違法残業事件

2015年12月25日、電通の新入社員高橋たかはしまつりさんが東京都内の社宅から飛び降り亡くなった。三田労働基準監督署は16年9月、残業時間が月105時間に及び、うつ病を発症していたとして労災認定。検察当局は17年7月、労働基準法違反罪で法人としての電通を略式起訴し、東京簡裁が開いた正式裁判で罰金50万円の判決が確定した。事件は働き方改革推進の契機となり、残業時間の上限規制を柱とする働き方改革関連法が19年度から施行された。

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