デジタル大辞泉 「震る」の意味・読み・例文・類語 ふ・る【▽震る】 [動ラ四]《「振る」と同語源》揺れ動く。震動する。「大風吹き、地震なゐなどさへ―・りて」〈栄花・花山尋ぬる中納言〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「震る」の意味・読み・例文・類語 ふ・る【震】 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「ふる(振)」と同語源 )① ゆれる。大地や波・風などがゆれ動く。ふるう。ゆらめく。震動する。[初出の実例]「丙子の朔己丑に、地(なゐ)震(フル)」(出典:日本書紀(720)允恭五年七月(図書寮本訓))② 振動してその方向を示す。ゆれ動いて一定の方角をさし示す。[初出の実例]「才覚なる男懐中せし方角見を取出し、此釼先の振(フル)方へ御趣向と申」(出典:浮世草子・好色二代男(1684)八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例