震恐(読み)シンキョウ

デジタル大辞泉 「震恐」の意味・読み・例文・類語

しん‐きょう【震恐】

[名](スル)おそれおののくこと。
「周師大敗、帰路全く絶え将士―す」〈東海散士佳人之奇遇

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精選版 日本国語大辞典 「震恐」の意味・読み・例文・類語

しん‐きょう【震恐】

  1. 〘 名詞 〙 ふるえ恐れること。
    1. [初出の実例]「此ほど震恐するに我等と御談合もなうて」(出典:漢書列伝竺桃抄(1458‐60)樊酈滕灌伝靳周第一一)
    2. [その他の文献]〔史記‐張儀伝〕

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普及版 字通 「震恐」の読み・字形・画数・意味

【震恐】しんきよう

ふるえ恐れる。〔史記、淮陰侯伝〕今足下を震はすの威を戴き、賞せられざるの功を挾(さしはさ)む。楚に歸するも楚人信ぜず、に歸すれば人震せん。足下是れを持して安(いづ)くに歸せんと欲するか。~竊(ひそ)かに足下の爲に之れをぶむ。

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