霊石山(読み)れいせきざん

日本歴史地名大系 「霊石山」の解説

霊石山
れいせきざん

河原町と郡家こおげ町・鳥取市にまたがり、標高は三三三・五メートル。頂上付近には比較的平坦な尾根が東西に延びる。北に鳥取平野、南に国中くになか平野を望み、千代川八東はつとう川の合流点を南西に見下ろす。因幡国のほぼ中央に位置し、「因幡志」に「土俗この山一国の中央にありて、これより四方の境にいたつて七、八里といへり」と記される。山腹西側に霊石「神之御子石」があり、山名は南西麓にある霊石山最勝さいしよう寺の山号とともに、この岩にちなむという(同書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android