霊石山
れいせきざん
河原町と郡家町・鳥取市にまたがり、標高は三三三・五メートル。頂上付近には比較的平坦な尾根が東西に延びる。北に鳥取平野、南に国中平野を望み、千代川・八東川の合流点を南西に見下ろす。因幡国のほぼ中央に位置し、「因幡志」に「土俗この山一国の中央にありて、これより四方の境にいたつて七、八里といへり」と記される。山腹西側に霊石「神之御子石」があり、山名は南西麓にある霊石山最勝寺の山号とともに、この岩にちなむという(同書)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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