霜月粥(読み)シモツキガユ

デジタル大辞泉 「霜月粥」の意味・読み・例文・類語

しもつき‐がゆ【霜月×粥】

陰暦11月23~24日の大師講に炊く粥。多く小豆団子などを入れて炊く。追い出し粥。衣粥

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「霜月粥」の意味・読み・例文・類語

しもつき‐がゆ【霜月粥】

  1. 〘 名詞 〙 陰暦一一月二三日の夕から二四日にかけての大師講に、小豆、またときには蕎麦切(そばきり)などを入れてたく粥。大師粥。智慧粥。ころもがゆ。
    1. [初出の実例]「但当月霜月粥と称し、小豆粥を家々日を不限、心次第に煮候てすすり候事御座候」(出典:諸国風俗問状答(19C前)丹後国峯山領風俗問状答)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android