デジタル大辞泉
「霜道」の意味・読み・例文・類語
しも‐みち【霜道】
1 霜の降りている道。
2 傾斜地などの、冷気の流れ下る道筋。降霜が多い。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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しも‐みち【霜道】
- 〘 名詞 〙
- ① 無風の晴れた夜、地表に接する空気が冷えると、くぼ地や谷底に沿って、その冷気が流れていく、その流れ道をいう。
- ② 霜のおりた道。霜柱の立った道。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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霜道
しもみち
frost street
夜間,地面の放射冷却によって冷えた空気が流れやすく,霜害を受けやすい場所。地面の低いところに沿って細長く分布する。このような霜害を防ぐには,林や垣根で冷気流をせき止める,火を焚いて地面からの放射を妨げる,風を起こして冷気とその上の暖気とを混合するなどの方法が用いられる。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の霜道の言及
【霜】より
… 霜の降りる場所は地形に影響されることが多く,盆地の中でも凹地や,森林の中の空地に冷たい空気がたまって局所的に霜が降りるので,霜穴(しもあな)とか霜島(しもじま)などとよばれることがある。また斜面に沿って冷たい空気が流れ下りるので,それに沿って霜が降りることも多く,霜道(しもみち)とよばれる。霜のできる気温からわかるように,関東以西では霜は冬季に発生するが,冬を迎えて最初の霜を初霜(はつじも∥しよそう),春を迎えて最後のものを終霜(おわりじも∥しゆうそう)という。…
※「霜道」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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