普及版 字通 「霹」の読み・字形・画数・意味
霹
21画
[字訓] かみなり・はためく
[字形] 形声
声符は辟(へき)。辟に劈(へき)、ものをつんざく意がある。霹靂(へきれき)は疾雷、はたたがみをいう。霹靂も、国語の「はたたき」も、その霹靂音を形容する語である。
[訓義]
1. かみなり、はたたがみ、迅雷の音、雷神。
2. はためく、なりひびく。
3. 字はまた辟に作る。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕霹 イカヅチ・ツクス・ヒサク/霹靂 カミヲツ。一に云ふ、カミトキ。琴の別名なり 〔字鏡集〕霹 カミ・ツクル・イカヅチ・ヒサク
[熟語]
霹砕▶・霹雷▶・霹靂▶
[下接語]
震霹
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報