霹靂(読み)ヘキレキ

デジタル大辞泉の解説

へき‐れき【××靂】

かみなり。いかずち。雷鳴。「青天の霹靂
雷が激しく鳴ること。落雷すること。また、大きな音が響き渡ること。
「―する時にも動かず」〈今昔・三一・三七〉

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大辞林 第三版の解説

かみとき【霹靂】

〔「雷かみ解き」の意か〕
落雷。かみとけ。かむとき。 〔名義抄〕

かむとき【霹靂】

「かみとき」の転。 「是の秋に藤原内大臣の家に-せり/日本書紀 天智訓

かむとけ【霹靂】

「かみとき」の転。 「 -の日香空の九月のしぐれの降れば/万葉集 3223

へきれき【霹靂】

かみなり。雷鳴。 「青天の-」
かみなりがなること。また、大きな音が響きわたること。 「 -すること閃電光の如くなるを/太平記 39

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精選版 日本国語大辞典の解説

へき‐れき【霹靂】

〘名〙
① かみなり。いかずち。雷鳴。なるかみ。
※続日本紀‐天平二年(730)閏六月庚子「縁去月霹靂、勅新田部親王、率神祇官之」
※黒潮(1902‐05)〈徳富蘆花〉一「迅雷耳を掩ふ間もなきクーデターは〈略〉失意の老翁の頭上に霹靂(ヘキレキ)の如く落ちかかったのである」 〔枚乗‐七発〕
② (━する) 雷が激しく鳴ること。稲光りがすること。また、雷が落ちること。
※小右記‐長和元年(1012)六月二八日「一昨同宿、而今日霹靂彼家
③ (形動タリ)(━する) 大きな音の響きわたること。また、そのさま。
太平記(14C後)三九「鉄炮〈略〉霹靂(ヘキレキ)すること閃電光の如くなるを、一度に二三千抛出したるに」 〔南史‐曹景宗伝〕
[補注]「霹靂」を古くは「かみとけ」「かみとき」「かんとけ」「かんとき」などと訓じた。

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