疾雷(読み)シツライ

デジタル大辞泉 「疾雷」の意味・読み・例文・類語

しつ‐らい【疾雷】

急に激しく鳴り響く雷。迅雷 夏》
[類語]いかずち鳴る神らい雷鳴雷電天雷急雷迅雷じんらい霹靂へきれき雷公遠雷春雷界雷熱雷落雷稲妻いなずま稲光いなびかり電光紫電しでん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「疾雷」の意味・読み・例文・類語

しつ‐らい【疾雷】

  1. 〘 名詞 〙 急激に鳴るかみなり。また、はげしいかみなり。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「夫嗔之為物也甚矣。疾雷盲風不其急矣」(出典:済北集(1346頃か)一〇・原嗔)
    2. [その他の文献]〔円悟仏果禅師語録‐一九〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「疾雷」の読み・字形・画数・意味

【疾雷】しつらい

激しい雷。

字通「疾」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android