青土佐(読み)アオドサ

デジタル大辞泉 「青土佐」の意味・読み・例文・類語

あお‐どさ〔あを‐〕【青土佐】

土佐から産出する和紙の名。青色紙質が厚く、箱の目張りなどに用いた。

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関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「青土佐」の意味・読み・例文・類語

あお‐どさあを‥【青土佐】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 土佐国高知県)から産する薄い藍色の和紙。紙質が厚く、本の表紙や箱の目張りなどに用いられた。
    1. [初出の実例]「白鴈や青土佐渡る胡粉筆〈楽〉」(出典:俳諧・東日記(1681)乾)
  3. を張った、女物日傘。あおがさ。
    1. [初出の実例]「青土佐へほちりほちりでいそぐ也」(出典:雑俳・柳筥(1783‐86)二)

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