青松虫(読み)アオマツムシ

デジタル大辞泉 「青松虫」の意味・読み・例文・類語

あお‐まつむし〔あを‐〕【青松虫】

マツムシ科の昆虫体長約2.5センチで、全体緑色樹上で暮らし、秋にリーリーと甲高い声で鳴く。原産地は中国大陸の南岸といわれる。明治期に渡来、帰化

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精選版 日本国語大辞典 「青松虫」の意味・読み・例文・類語

あお‐まつむしあを‥【青松虫】

  1. 〘 名詞 〙 マツムシ科の昆虫。体長約二四ミリメートルでマツムシに似るが、美しい緑色で、樹上で生活し、八月下旬ごろからリューリューと高い声で鳴く。大正六年(一九一七東京で発生してから関西九州に広がり、都市部で多く見られる。外来種で原産地は中国浙江省の杭州と推定されている。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「青松虫」の解説

青松虫 (アオマツムシ)

学名Calyptotrypus hibinonis
動物。マツムシ科の昆虫

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