青柳高鞆(読み)あおやぎ たかとも

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「青柳高鞆」の解説

青柳高鞆 あおやぎ-たかとも

1840-1892 幕末-明治時代の国学者。
天保(てんぽう)11年1月10日生まれ。平田国学の影響をうけ,京都で足利氏木像梟首(きょうしゅ)事件にくわわり捕らえられる。維新後,鹿島(かしま)神宮少宮司(しょうぐうじ)などをつとめ,明治10年より「やま叢誌」を刊行。明治25年10月8日死去。53歳。下総(しもうさ)香取郡(千葉県)出身。名は別に義尊,義貫。通称は健之介(建之助)。号は鼎斎。著作に「精神一注」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「青柳高鞆」の意味・わかりやすい解説

青柳高鞆
あおやぎたかとも

[生]天保11(1840).下総,滑川
[没]1892
幕末の神道家。平田派国学者。明治維新後,神祇官に仕える。主著『祝詞正解』『玉鉾百首略解』。

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