靖献(読み)セイケン

デジタル大辞泉 「靖献」の意味・読み・例文・類語

せい‐けん【×靖献】

《「書経」微子の「みづかやすんじ、人自おのづか先王に献ず」から》臣下が先王の霊に真心を尽くすこと。

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精選版 日本国語大辞典 「靖献」の意味・読み・例文・類語

せい‐けん【靖献】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「書経‐微子」の「自靖、人自献于先王」から ) 臣下が義に安んじて、先王の霊に誠意をささげること。
    1. [初出の実例]「以躬殉国、靖献先王」(出典日本外史(1827)五)

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普及版 字通 「靖献」の読み・字形・画数・意味

【靖献】せいけん

自ら臣下の義を尽くす。〔書、微子〕王子出でずんば、我(商)は乃ち躋(てんせい)(国が覆)せん。自ら(はか)りて、人自ら先王に獻ぜん。

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