静力学平衡の式(読み)せいりきがくへいこうのしき

最新 地学事典 「静力学平衡の式」の解説

せいりきがくへいこうのしき
静力学平衡の式

hydrostatic equation

静止大気において運動方程式の鉛直成分にある重力気圧傾度力とつりあうとした関係式。静力学の式ともいう。メソスケール以上では風があっても高い精度で成立する。この関係式を積分することで,等温大気の場合,気圧密度が高さとともに指数関数的に減少することが示される。静力学平衡唯一仮定に取り込んだのがプリミティブ方程式系である。気圧座標系の静力学の式を積分することで測高公式が導かれ,2高度間の層厚が層平均気温と比例することも示される。静力学平衡を仮定しないモデルは非静力モデルと呼ばれる。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 田中

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む