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静安 じょうあん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

静安 じょうあん

790-844 平安時代前期の僧。
延暦(えんりゃく)9年生まれ。法相(ほっそう)宗。西大(さいだい)寺の常騰(じょうとう)にまなぶ。元興(がんごう)寺にはいり,のち近江(おうみ)(滋賀県)比良(ひら)山にうつる。宮中ではじめておこなわれた仏名会(ぶつみょうえ),灌仏会(かんぶつえ)の導師をつとめた。比良山に妙法,最勝の2寺をひらいたという。承和(じょうわ)11年3月3日死去。55歳。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

静安

没年:承和11.3.3(844.3.25)
生年:延暦9(790)
平安前期の法相宗の僧。仏名会(仏名懺悔の法会)を広めたことで知られる。西大寺の常騰に師事。元興寺に属したが,近江国(滋賀県)比良山で,『仏名経』に基づいて一万三千仏の名号を唱え罪障を懺悔する仏名会を行う。これが評価されて,承和5(838)年律師となり,同年初めて宮中仏名会,また同7年にも初めて灌仏会が行われ,いずれも導師を勤めた。これらの法会は以後,宮中の年中行事となる。弟子の賢真は,静安が比良山に建てた妙法,最勝の2寺を官寺とし,賢護は一万三千仏名画を宮中および各国府に安置することを提言して裁可された。また静安は和邇泊(滋賀県滋賀郡,琵琶湖の要港)を造った。

(岡野浩二)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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