最勝(読み)サイショウ

デジタル大辞泉 「最勝」の意味・読み・例文・類語

さい‐しょう【最勝】

[名・形動ナリ]最もすぐれていること。また、そのさま。
丈六弥陀如来光明―にして第一無比なり」〈栄花・玉の台〉
最勝王経」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「最勝」の意味・読み・例文・類語

さい‐しょう【最勝】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙
    1. ( 形動 ) 最もすぐれていること。いちばんまさっていること。また、そのもの。〔勝鬘経義疏(611)〕
    2. さいしょうこう(最勝講)」の略。
      1. [初出の実例]「於最勝之時者寺務御沙汰、臨時十一面・薬師之時は以奉加銭之内汰之也と見旧に了」(出典多聞院日記‐文明一六年(1484)四月二三日)
  2. [ 2 ]さいしょうおうきょう(最勝王経)」の略。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「最勝」の解説

最勝(さいしょう)

石川県羽咋郡志賀町で生産される柿。やや面長の渋柿で、肉質はやわらかく、芯が小さく、干柿に向く。能登半島の山麓部に古くから自生する在来種

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

普及版 字通 「最勝」の読み・字形・画数・意味

【最勝】さいしよう

最も勝れる。

字通「最」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android