…当初は四天王寺と称したが,795年(延暦14)ころには梵釈寺と号し,堂塔の整備や封戸・水田・修理料の施入が行われ,禅師10人が置かれて王城鎮護の寺としての完成をみた。所蔵の典籍は,経営に力のあった等定(とうじよう)によって充実し,最澄は修行時代に《円頓止観》を借覧するなど有数の存在として知られ,以後唯識の学匠常騰(じようとう)(740‐815),嵯峨天皇行幸時に茶を献じた永忠(742‐816),円珍受法の師徳円ら学匠が止住し,名声は高まった。宇多天皇は十数回参詣し,梵釈寺僧に命じて四王像を造り,宮中に安置している。…
※「常騰」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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